子供たちの明日を作るお手伝いをしたいという気持ちを大切に、子供たちの個性と発達に合わせた支援をご家族の気持ちに寄り添いながら一緒に考えていきます。初級支援プログラムでは、コミュニケーションのレパートリーが拡がり、自ら大人・お友だちとやり取りするスキルアップはもちろん、運動・感覚などの全身運動を行いながら、手先の操作性（スプーン、フォーク、などの食具を使う練習）を、遊びの要素を通して行ってまいります。

中級支援プログラムでは、活動前にプログラム全体の流れを確認し、始まりと終わりを意識できるよう促したり、身体を大きく動かす活動の中で、感覚の要求を満たしたり、ボディイメージの獲得を図る支援を行ってまいります。それと共に、コミュニケーションを必要とする場面を多く取り入れ、自信をもって自分の気持ちを相手に伝える機会を増やしていきます。

上級支援プログラムでは、身の回りを清潔にし、衣服の着脱、食事、排泄などの生活に必要な活動を、大人からの指示を待たずに自ら行うことができるように促していきます。また、日常的に使用する道具を使用して、自ら安全に気をつけながら高度な活動を行う機会を提供してまいります。コミュニケーション面においては、抽象的なコミュニケーションを必要とする活動を多く取り入れ、適切な語彙を用いて、自分の意思や経験を相手に伝える経験を増やしていきます。